なぜ、あなたは結婚をしたのでしょうか。


一人だと寂しいから、仕事を辞めたかったから、
幸せになりたかったから、子供ができたから、結婚に憧れていたから・・・

様々な理由があったと思います。

私は今までたくさんの方のお話を伺い、

「私の結婚はこんなはずではなかった・・・」という言葉を聞いてきました。

確かに、借金、ギャンブル、暴力、不倫などの問題が生じたり、
自分の思い描いていた結婚生活と違ってしまうと

「こんなはずではなかった・・・」「なんで私ばっかり・・・」
と被害者意識になってしまう。

そんなお気持ち、とてもよく分かります。

 

しかし、そういう方に限って、

相手ばかりを変えようとしていますが、自分を変えようとはしていないのです。


例えば、「夫の優しさが感じられない」「夫の愛が感じられない」と訴える人が、
相手に優しくしているでしょうか。

夫に愛を伝えているのでしょうか。


優しくするどころか
「なんで私の気持ちわかってくれないの」「なんで私ばっかり」
「優しくして。愛して。」と相手に求めてばかり・・・


これでは、私の理想通りの結婚生活をさせてよ。私を幸せにしてよ。
と相手に押し付けているのと一緒。


いつまで経っても結婚生活はうまくいきません。

たとえ相手を変えても、
幸せは始めのうちだけで、また同じことになってしまいます。

 

結婚生活がうまくいかなくなる１番の原因は、

「結婚したら夫が幸せにしてくれる」という妻の勝手な勘違いなんです。


・・・？
ピンときたあなたもピンとこないあなたも

じゃあどうしたらいいの？
どう考えたらいいの？

私がよくクライアント様にお伝えしているこのお話。

 

うまくいっている夫婦は、一隻の舟に二人が一緒に乗っているのではなく、

二隻の舟が並んで進んでいます。

うまくいっていない夫婦は、妻が夫の舟に乗り込み、舵をとろうとがんばっています。

 

でも、この狭い舟に二人もいると喧嘩ばかり。

一隻の舟に操縦士は二人もいらないのです。

 

 

しかし、お互いの舟を自分で操縦し、仲良く並んで進んでいる。

 

例えばどちらかが沈んでも、片方はしっかりと浮いていられる。

この関係が自立です。

 

 

結婚しても、誰といても、結局人は「個人」

 

 

たまに、「そんなの結婚したのに、そんなの寂しすぎます・・・」

「結婚した意味がない・・・」って

おっしゃる方もいらっしゃいますが、そう感じてしまう方って、

心のどこかで「夫に幸せにしてほしい」「夫にぶら下がって生きていきたい」

っていう気持ちがあと思うんです。

 

これからも往々にして、不幸な道を選択してしまいがち。

結婚しても、「一人の女性」として「自立」していなければ、幸せはずっと続かないのです。

 

常に、誰といても「私個人」という覚悟ができている人だけが、自分で自分を幸せにできるのです。